光回線

賃貸アパートで光回線を使うには?契約する前に確認すべきことなど解説

光回線 アパート
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快適なインターネット環境を整えるためには、光回線の契約・乗り換えが有効だと言えるでしょう。

しかし、賃貸アパート・マンションで光回線を利用する場合、下記のような悩み・疑問が生まれてしまいます。

  • 賃貸物件で勝手に光回線を契約しても大丈夫?
  • 許可なく勝手に工事をした場合はどうなる?
  • 光回線を変えるだけで通信速度を改善できる?

また、これから引越しをするの場合「賃貸物件で光回線を契約する方法・流れがわからない」といった不安を抱えているかもしれません。

この記事でわかること
  • 光回線を自由に選べるかは
    物件のタイプによって異なる
  • 大家さんに許可なく工事をすると
    原状回復を求められる可能性がある
  • 通信速度を改善するなら
    最初に物件の配線方式を確認するべき
  • 思い通りに光回線を選べない場合は
    モバイルWi-Fiの導入がおすすめ!

そこで今回は、賃貸アパート・マンションにおすすめの光回線を紹介します。

賃貸物件にコンセントがある場合や「インターネット対応」と記載があるなど、物件のタイプごとに適切な対応について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸物件で光回線を導入する際の注意点についても解説しています!

賃貸アパート・マンションで光回線を契約する前に!まずは物件タイプを確認しよう

ここからは、賃貸アパート・マンションで光回線を契約する前に確認すべきポイントを3つ紹介します。

物件タイプとは?

インターネット完備物件|アパートの部屋に光コンセントがある場合

インターネット完備物件とは、工事不要でインターネットを利用できるアパート・マンションのことです。

ポイント
建物の共用部から各部屋までインターネット回線が引き込まれています。

そのため、Wi-FiルーターやLANケーブルなどを用意するだけで、すぐにインターネットを利用できます。

なお、インターネット完備物件か確認する方法は下記の通りです。

  • 大家さん・管理会社に確認する
  • 光コンセントの有無をチェックする
  • 光回線の公式サイトで検索する

部屋に光コンセントがある場合は、光回線を導入済みのアパートだと判断できます。

また、光回線の公式サイトからも確認可能です。各光回線の公式サイトにアクセスし、住所や物件名などの情報を入力して調べられます。

なお、工事や契約手続きなしですぐにインターネットを利用できるところが魅力です。

ただ、アパートの住民で回線をシェアしているので、混雑時は通信速度が遅くなりやすい傾向にあります。



別の光回線を導入をするためには、大家さん・管理会社への確認が必須です!
メリット
デメリット
・インターネット料金がかからない
・全契約手続き・工事が不要
・入居後すぐにインターネットを利用できる
・通信速度が不安定
・自分で光回線を契約できない可能性がある

インターネット対応物件|アパートの共用部までは工事済みの場合

インターネット対応物件とは、プロバイダを契約すると、インターネットを利用できるアパート・マンションのことです。

プロバイダとは?

回線とインターネットを接続する事業者のことです。OCNやGMOとくとくBBなど、さまざまな種類があります。

ポイント
建物の共用部までは工事済みです。共用部から部屋までインターネットを引き込む必要があります。

インターネット対応物件の魅力は、自分で料金プランプロバイダを選べるところです。

そのため、月額料金を安くおさえたい方や、通信速度にこだわりたい方に適しています。

なお、回線の引き入れ工事は不要ですが、部屋に回線を引き込む工事は必要です。

「入居後、プロバイダを契約し、回線工事を依頼する」といった流れでインターネットを利用できるようになります。

工事といえど、共用部から自室に回線を引き込む作業のみなので壁に穴を開けるなど大規模なものではありません。1〜2時間程度で完了する作業です。

「具体的にどの光回線を契約できるか」については、大家さん・管理会社に問い合わせてみてください。
メリット
デメリット
・お好みでプロバイダを選べる
・月額料金の安いプランを契約できる
・通信速度にもこだわれる
・大家さんへの許可取りが必要
・回線工事に費用がかかる

光回線未対応物件|アパートに光回線が通っていない場合

光回線未対応物件とは、建物に回線設備がないアパート・マンションのことです。

注意点
共用部に回線設備がないため、自分の部屋に直接回線を引き込む必要があります。

そのため、光回線未対応物件にお住まいの方には、戸建てタイプのインターネット回線がおすすめです。

大家さんから許可を得る必要はありますが、戸建てタイプを導入できれば快適にインターネットを利用できます。

万が一工事の許可が降りなかった場合は、回線工事が不要な「ホームルーター」を利用するといいでしょう。



ホームルーターとは、コンセントに挿すだけで、すぐにインターネットを利用できる通信機器のことです!
メリット
デメリット
・回線・プロバイダを自由に選べる
・戸建てタイプも視野に入る
・撤去費用を請求される可能性がある
・勝手に工事をするとトラブルに発展する

賃貸アパート・マンションにおすすめの光回線8選

賃貸アパート・マンションの光回線を選ぶときに比較すべきポイント

ここからは、賃貸アパート・マンションの光回線を選ぶときに比較すべきポイントを紹介します。

「光回線選びで絶対に失敗したくない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

月額料金|セット割を利用すれば安くなる

まずは、月額料金についてチェックしましょう。

単純な月額料金だけでなく、スマホとのセット割を提供しているか確認してみてください。

ポイント
セット割を利用すれば、スマホ代が毎月1,000円程度安くなります。

「インターネット料金+スマホ代」を毎月節約できるところは、安い光回線をお探しの方にとって嬉しいポイントです。

年間10,000円以上お得になり、浮いたお金を買い物や旅行、資産運用などに充てられます。

なお、本記事でおすすめしている光回線5社の月額料金・セット割については、下記の通りです。

倹約家の方には、スマホとの相性で光回線を選ぶことをおすすめします!

表は横にスクロールできます>>

光回線

月額料金(税込)

セット割

ドコモ光

4,400円/月
ドコモ光タイプA
(2年定期契約あり)

・docomo

auひかり

4,180円/月
マンションV16プラン

・au
・UQ mobile

ソフトバンク光

4,180円/月
マンション・ギガスピード

・SoftBank
・Y!mobile

NURO光

 5,200円/月
2ギガ
(3年契約)

・SoftBank
・NUROモバイル

eo光

要問い合わせ

・au
・UQ mobile
・mineo

工事費|キャンペーン利用で無料になる

インターネット対応物件や、未対応物件にお住まいの方は、工事費について確認しましょう。

ポイント
マンションタイプの光回線にかかる工事費は、平均15,000円〜30,000円程度です。

やや高額な費用がかかるので、キャンペーンを利用して契約するといいでしょう。

光回線のキャンペーンには、工事費が無料になる特典が多く、初期費用をかけずにインターネットを利用したい方におすすめです。

  • 工事費無料
    →工事費が一切かからない
  • 工事費が実質無料
    →工事費を分割し、毎月割引される仕組み

光回線の工事費無料には、上記の2種類があります。

実質無料の場合は、分割期間中に解約すると、残債を請求される可能性が高いので注意が必要です。

たとえば、24回払いの分割料金が割引される実質無料キャンペーンを利用し、6ヶ月目に解約すると、18ヶ月分の工事費残債を請求されます。

なお、賃貸アパートの場合、前の居住者が使っていた光回線がそのまま残されていた場合は工事なしで、回線契約をすればすぐに利用できる場合が一般的です。



本記事で紹介している光回線のなかで、工事費が完全無料になるのは「ドコモ光」です!

提供エリア|光コラボは全国対応

気になる光回線を見つけたら、最初に提供エリアを確認するといいでしょう。

ポイント
光回線の種類によって、利用できるエリアはさまざまです。

光回線の種類は、大きく分けて下記の4種類があります。

フレッツ光全国対応
例:フレッツ光
コラボ光全国対応
例:ドコモ光、ソフトバンク光など
ダークファイバー一部の地域に対応
例:auひかり、NURO光
電力会社系一部の地域に対応
例:eo光、コミュファ光など

フレッツ光・光コラボは、全国各地で利用可能。都心部から地方まで、幅広いエリアに対応しています。

一方、ダークファイバー電力会社系の光回線は、一部のエリアでしか利用できません。

対応エリアが狭い分、利用者が少ないので、回線が混雑しにくいところがメリットです。

エリアに縛られずに光回線を選びたい方には、ドコモ光やソフトバンク光などの「コラボ光」をおすすめします!

通信速度|みんそくで調べるのがおすすめ

平均通信速度は、対戦型のオンラインゲームや高画質な動画を楽しみたい方にとって見逃せないポイントです。

ポイント
光回線の通信速度は、みんなのネット回線速度(みんそく)というサービスで調べられます。

光回線を実際に利用している方の通信速度レポートが投稿されているサービスです。

地域やプロバイダごとに平均通信速度を調べられるので、光回線を利用しなくても、おおよその使い心地がわかります。

ドコモ光・下り速度: 267.62Mbps
・上り速度: 323.15Mbps
auひかり・下り速度: 535.34Mbps
・上り速度:  574.66Mbps
ソフトバンク光・下り速度: 296.3Mbps
・上り速度: 369.6Mbps
GMOとくとくBB光

・下り速度: 260.12Mbps
・上り速度: 349.2Mbps

NURO光・下り速度: 623.46Mbps
・上り速度: 644.66Mbps

※2024年9月1日時点

たとえば、本記事でおすすめしている光回線5社の平均通信速度は、上記の通りです。

下り・上り速度は、数値が高いほど判断できます。そのため、上記のなかではNURO光がもっとも快適に利用できると考えられるでしょう。



通信速度の速さで選ぶなら、NURO光やauひかりがおすすめです!

配線方式|VDSL方式は遅い

今住んでいるアパート・マンションで「光回線なのに通信速度が遅い…」と感じる場合は、配線方式を確認してみてください。

注意点
配線方式が「VDSL形式」であることが原因かもしれません。

アパート・マンションの配線方式には、下記の3種類があり「VDSL方式」がもっとも通信速度が遅い配線方式です。

VDSL方式【電話回線を使用】
・下り速度:50〜100Mbps
・上り速度:100Mbpsu
光配線方式【光ファイバーケーブルを使用】
・下り速度:1〜10Gbps
・上り速度:1〜10Gbps
LAN方式【LANケーブルを使用】
・下り速度:100Mbps
・上り速度:100Mbps

反対にもっとも通信速度が速いのは「光配線方式」です。最大1〜10Gbpsの高速通信を利用できます。

ただ、配線方式が原因で通信速度が遅い場合は、改善方法が限定的なところがネックです。

  • 配線方式の変更を依頼する
  • 戸建てプランで直接部屋に光回線を引き込む

配線方式の変更は、アパート・マンションの共用部に対して工事をおこなうため、大家さんと交渉する必要があります。

また、戸建てプランで直接部屋に光回線を引き込む場合も同様です。事前に許可を取らないと、後々トラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。

配線方式は、大家さんや管理会社に問い合わせると確認できます。入居前であれば、不動産会社に聞いてみるといいでしょう。

キャンペーン|キャッシュバック以外にも魅力的な特典が満載

光回線を契約するときは、キャンペーンを利用するといいでしょう。

ポイント
高額なキャッシュバックキャンペーンが目玉ですが、ほかにも魅力的な特典はいくつかあります。

たとえば、光回線のキャンペーンでは、下記の特典が代表的です。

  • 工事費無料
  • 乗り換え時の違約金負担
  • 退去時の撤去工事負担
  • Wi-Fiルータープレゼント

このような特典を得られれば、初期費用がかからず、無駄なコストを気にせずに申し込みやすいでしょう。

光回線を契約するときは、キャッシュバック金額の高さだけでなく、その他の特典にも目を向けて、総合的なお得さで選ぶことをおすすめします。



本記事で紹介している光回線のなかで、特に特典がお得なところは下記の通りです!

表は横にスクロールできます>>

光回線

キャッシュバック金額

その他の特典

ドコモ光

最大100,000円

・最大6ヶ月間、月額料金から500円割引
・新規工事費が完全無料
・違約金を15,000円まで負担 など

auひかり

最大74,000円

・工事費・月額料金割引
・au PAY 残高還元
・Wi-Fiルーターのレンタル料が無料 など

ソフトバンク光

最大46,000円

・Wi-Fiルータープレゼント
・工事費が実質無料
・月額料金割引 など

GMOとくとくBB光

最大102,000円

・解約金・違約金サポート
・Wi-Fiルーターのレンタル料が無料
・工事費が実質無料 など

NURO光

最大60,000円

・2ヶ月間モバイルWi-Fiのレンタル料が無料
・工事費が実質無料
・Wi-Fiルーターのレンタル料割引 など

賃貸アパート・マンションで光回線を利用する際の注意点

ここからは、賃貸アパート・マンションで光回線を利用する際の注意点について紹介します。

それぞれ詳しく紹介しているので、トラブルや失敗を避けたい方はぜひ参考にしてみてください。

大家さんへの確認が必要!勝手に工事はNG

賃貸アパート・マンションで光回線を利用するときは、必ず大家さんに確認しましょう。

注意点
許可を取らず、勝手に工事した場合、後々トラブルに発展するリスクがあります。

特にインターネット設備がまったくない物件にお住まいの方は、注意が必要です。

回線工事にあたって、近くの電柱から光ケーブルを引き込むため、壁に穴を開ける可能性があります。

なお、インターネット対応・インターネット完備物件なら、大掛かりな工事にはならないケースがほとんどです。

ただ、アパート・マンションによって契約できる光回線やプロバイダは異なりますので、不安な方は念のため確認することをおすすめします。

いずれにせよ大家さんに確認しておけば、安心して光回線に申し込めます!

契約したい光回線を利用できない可能性がある

アパート・マンションのタイプによっては、契約したい光回線を利用できない可能性があります。

インターネット完備

・光回線:選べない
・プロバイダ:選べない

インターネット対応・光回線:選べない
・プロバイダ:選べる
光回線未対応

・光回線:選べる
・プロバイダ:選べる

インターネット完備物件は、共用部から部屋までの回線工事が完了しています。そのため、基本的に光回線をあらたに契約できないケースがほとんどです。

一方、インターネット対応物件は、共用部のみ回線工事が完了しています。共用部から部屋まで回線を引き込む必要があり、プロバイダを選べるところがメリットです。

光回線未対応の場合は、自分で光回線・プロバイダの両方を契約する必要があります。大家さんから工事の許可を得られれば、自由に回線業社を選択可能です。



「そもそも物件のタイプがわからない」という方は、大家さんまたは管理会社に問い合わせてみてください!

開通工事が完了するまでに時間がかかる

光回線の工事が完了するまでには、ある程度時間がかかります。

注意点
申し込みから工事の着工まで、おおよそ2〜4週間程度かかるケースが一般的です。

また、3月〜5月7月・10月など、回線工事の依頼が増える時期は、1〜2ヶ月程度かかることも。すぐにインターネットを利用したい方は、余裕をもって申し込む必要があります。

なお、工事自体は、1〜2時間程度で完了します。賃貸マンション・アパートで共用部への工事が必要な場合は、事前に工事日程を大家さんに伝えておきましょう。

特に繁忙期は着工までに時間がかかるので、ホームルーター・モバイルWi-Fiなどの代用を検討してみてください!

賃貸アパートで光回線を使えない場合はホームルーターがおすすめ

インターネット設備がないアパートにお住まいの場合、光回線を利用できないケースもあるでしょう。

ポイント
大家さんから回線工事の許可を得られなかったときは「ホームルーター」の導入を検討してみてください。

ホームルーターとは、コンセントに挿すだけでWi-Fiを利用できるようになる通信機器のことです。

回線工事ができない賃貸アパート・マンションにお住まいの方だけでなく、引越しが多く、手続きの手間を減らした方からも注目を集めています。



光回線より、やや通信速度は遅くなりますが、誰でも簡単に導入できるところが最大のメリットです!

UQ WiMAX

uq-wimax

おすすめポイント
  • コンセントに挿すだけで即日開通
  • データ容量に制限なし!下り最大4.2Gbps
  • 最短2〜3日ですぐにお届け
  • 新規・乗り換えで
    高速ホームルーターが19,800円割引

UQ WiMAXは、ホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13を提供しています。

ポイント
コンセントに挿すだけで、インターネットを利用可能。工事不要で使える、人気のホームルーターです。

最短2〜3日で自宅に届くので「すぐにWi-Fi環境が必要」といった状況に役立つでしょう。WEBから24時間いつでも申し込めます。

また、データ容量に制限はありません。下り最大4.2Gpsの高速通信を利用できるため、動画視聴やテレワークなどを快適におこなうための基準値を満たしています。

新規・乗り換えでホームルーターを19,800円割引で購入できるキャンペーンを開催中。高速ホームルーターを7,920円で購入できます!
月額料金(税込)4,950円
端末価格(税込)27,720円
平均通信速度
みんなのネット回線速度
(2024年8月30日時点)
・Ping値: 44.0ms
・下り速度: 176.18Mbps
・上り速度: 26.11Mbps
最低利用期間なし
セット割・UQ mobile
・au

まとめ

今回は、賃貸アパート・マンションにおすすめの光回線を中心に紹介してきました。

繰り返しになりますが、賃貸物件に光回線を導入するときは、物件タイプを確認しましょう。

物件タイプ
  • インターネット完備物件
    →ネット環境が整っている
    →光回線を導入するなら確認が必須
  • インターネット対応物件
    →共用部に回線設備あり
    →プロバイダを自由に選べる
  • 光回線未対応物件
    →回線設備がない
    →光回線・プロバイダの契約が必要

また、光回線を選ぶときは、料金や通信速度、工事費などの特徴を比較しましょう。

コスパ重視の方には「スマホとのセット割を利用できる光回線」、通信速度の速さを重視する方には「平均通信速度が速い光回線」をおすすめします。

なお、本記事で紹介している光回線は、どれもコスパが良く、通信速度が安定しているものばかりです。

魅力的なキャンペーンを開催しているので、気になった方はぜひ申し込んでみてください。



相性の良いお得な光回線を契約して、快適にインターネットを利用しましょう!
制作チーム
制作チームの願い

お金に関するトラブルを抱えると、精神的にやられて苦しくなってしまうことも多いです。そんなお金周りで悩んでいる方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。

ライター

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