電力

二人暮らしの電気代平均はいくら?全国平均や節約ポイントを解説

二人暮らし 平均電気代
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二人暮らしの家庭の場合、一人暮らしの電気代よりも一人当たりの電気代を安くできる傾向があります。しかし、電気の使い方や電力会社によっては高くなる場合もあります

\年間の電気代平均相場/

<世帯人数2人の場合>

  • 1ヶ月あたり:12,008
  • 年間:144,092円

2024年4月に大手電力会社を含む多くのサービスにて一部料金の値上げが相次ぎましたが、新電力会社や料金プランによっては、電気代を安くできる可能性があります。

本記事では当サイトが厳選した、2人暮らし(同棲・同居・夫婦など)におすすめの電力会社や、節約方法を解説します。

政府統計データも紹介していますよ。

監修者の紹介
経歴・プロフィール

「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆・講演活動などを行う。大学卒業後、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカー等のプロジェクトに参画。その後、RAUL株式会社を設立。主に環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援を実施している。

江田 健二
執筆者の紹介
経歴・プロフィール

ゼロアクセルに入社後、格安SIM・光回線・WiFiといった通信サービスのライティングに携わる。中でもiPhoneやインターネットの記事執筆が得意。

miyadera

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二人暮らしの電気代平均はどれくらい?

2024年版の二人暮らし以上の電気代全国平均に関する図。平均は12,008円。季節別では、春11,125円、夏11,984円、秋11,657円、冬13,265円と記載。

二人暮らし以上世帯の電気代の平均は、総務省が実施している家計調査によると1ヶ月あたり12,008※1となっています

●二人暮らし以上世帯の電気代(年間・季節別)

2人世帯の季節別電気代については政府のデータがなかったため、ここでは2人以上世帯の季節別電気代を参照します。二人暮らし時の1人当たりの電気代も併せて記載しています。

時期電気代の平均
年間※112,008円(1人当たり6,004円)
1月~3月期※213,265円(1人当たり6,633円)
4月~6月期※211,125円(1人当たり5,563円)
7月~9月期※211,984円(1人当たり5,992円)
10月~12月期※211,657円(1人当たり5,829円)

1年間の中でも季節によって電気代は異なり、同調査によると1月~3月の電気代が最も高く、二人暮らし世帯では13,265円※2です。

ポイント
また、地域によっても平均的な電気代は変わります。これは、地域の電力会社によって電気料金の設定が変わるためです。

他にも、寒冷地の場合は冬の寒さ対策のため、エアコンやこたつなどの暖房器具の使用時間が長くなり、電気代が高くなることもあります。

※1 出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上世帯 詳細結果表
※2 出典:家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 四半期 2024年
※3 出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 世帯人員・世帯主の年齢階級別

一人暮らしの電気代平均と比較

次に上記の表が二人暮らしだと仮定して、一人暮らし時の電気代平均と比較してみました。

時期

一人暮らし時の

電気代の平均

二人暮らし時の

1人当たりの電気代平均

年間6,756円6,004円
1月~3月期7,150円6,633円
4月~6月期5,839円5,563円
7月~9月期6,771円5,992円
10月~12月期6,356円5,829円

参考サイト:総務省 家計調査 家計収支編 単身世帯 

一人暮らし時の電気代平均と大きな変化はありませんが、夏や冬のエアコンが必要な季節では1,000円弱程度の節約になっているようです。

ポイント
エアコン利用時の電気代は同じ部屋で過ごす時間を多くすると節約効果が高くなります。

また、今回は二人暮らし以上世帯の電気代と比較しているため、二人暮らしの場合はもう少し電気代平均が安くなるでしょう。

電気代は上昇傾向にある

家計調査のデータから2005年〜2020年まで、5年ごとの水道光熱費と電気代を比較してみると、水道光熱費の総額は大きく変化していません。

しかし、電気代の金額は上昇傾向にあり2015年以降は9,000円近い値になっています。また、光熱費に占める電気代を比べると、5年ごとに2%ほど上昇し続けていることも特徴の1つです。

電気代の金額が上昇している要因はいくつか考えられますが、IH家電・オール電化の普及に伴い、電気代が占める割合が大きくなっていることが主な要因として挙げられるでしょう。

年代水道光熱費電気代電気代が占める割合
2005年18,289円7,891円43.15%
2010年18,635円8,421円45.19%
2015年19,558円9,336円47.73%
2020年18,306円8,974円49.02%

出典:家計調査年報(家計収支編)

二人暮らしの電気代節約方法とは?

二人暮らしの電気代節約術を5つ紹介する図。1. 電力会社の見直し、2. なるべく同じ部屋で過ごす、3. 電化製品の使い方を見直す、4. 使っていない電化製品のプラグを抜く、5. オール電化に切り替える。アイコン付きでそれぞれのポイントが説明されている。

電力会社を見直す

電気代の節約には、電力会社の見直しも効果的です。近年では、さまざまな企業が電力供給事業を展開しています。

ポイント
新たに電力を供給する事業者のことを「新電力」と呼び、現在契約している地域の電力会社よりも電気代を大幅に節約できる可能性があります。

これは既存のインフラを利用して電力を供給しているためであり、発電施設や送電網を構築する必要がなく、初期費用や管理費を抑えていることが節約に繋がる理由です。

ただし、新電力にもさまざまな種類があり料金プランも多種多様であるため、どの電力会社が最適なのか慎重に選ぶ必要があります。

セット割を利用するのも効果的

電力会社によっては、電気とガスをセットで契約すると割引が適用される「セット割」を用意しているところもあります。電力会社を見直す際には、電気とガスをセットで契約することも検討してみてください。

ポイント
セット割を利用すれば、基本料金が割引されたり、ポイント還元を受けたりすることができるので非常にお得です。

初回契約時のキャッシュバックや家電製品のプレゼントなどが用意されている場合もあります。セット割の有無や内容は電力会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

光熱費の節約だけでなく、電気とガスの支払いがまとまることで家計管理の簡便化につながるのもメリットです。

電気・ガス・水道をセットでまとめることはできる?

現在は、電気・ガス・水道の契約をまとめてセットにすることはできません。

ポイント
電気とガスは、民間企業の供給です。電気とガスは、小売りが自由化されているため、1つの企業が電気とガスどちらも運営している場合があります。

一方で、水道は、各自治体の水道局・水道課の管理です。水を扱っているのは民間企業ではないため、電気やガスとまとめることは、できません。


水道を使うことは、水道局との契約のみになっています。

電気代をクレジットカードで支払うと節約につながる場合もある

電気代をクレジットカードで支払うと節約につながる場合があります。

ポイント
クレジットカード払いにすると支払い額に応じてポイントが付与されるため、このポイントをその他の支払いに充てることで実質的な節約が可能です。

また、クレジットカード会社は公共料金の支払いに対する特別なキャンペーンやボーナスポイントを提供している場合があります。

こうした機会を有効活用することで、電気代を大幅に下げられる可能性があります。

なるべく同じ部屋で過ごす

家族の人数が増えてもなるべく同じ部屋で過ごすと、電気代を抑えられます。二人暮らしの場合でも、個別の部屋ではなくできるだけ同じ部屋で過ごすと良いでしょう。

例えば、エアコンなどの冷暖房機や照明、テレビなどを別々の部屋で利用すると、その分電気代は高くなります。

同じ部屋で過ごせば、1部屋分の電気代しかかからないため節約に繋がりやすいです。

電化製品の使い方を見直す

電化製品の使い方を見直すことで、電気代の節約に繋がります。特に照明やテレビなどの使用時間が長くなりやすいものや、消費電力が大きいものは積極的に見直しましょう。

節電で見直したい家電
  • テレビ
  • 照明
  • エアコン
  • 冷蔵庫

テレビ

テレビは見ている人がいない状況でも、電源がついていることが多い家電です。そのため、できるだけ小まめに電源を消しましょう。

ポイント
テレビの消費電力は画面の大きさや音量によって変わります。視聴時間が長い家庭では画面の明るさを抑えるように設定する、音量を控えめにすると消費電力を抑えられます。

他にも、一定時間操作せずにいると電源が自動的にオフになる機能を搭載しているモデルも多いです。外出前にテレビを消し忘れてしまう人は、このような機能の活用もおすすめです。

照明

照明は時間当たりの消費電力は小さいものの、テレビと同様に使用時間が長いため電気代に大きく関係します。無駄を省くために使っていない部屋の電気は極力消しましょう。

他にも、消費電力が小さいLED電球への交換もおすすめです。本体価格は一般的な白熱電球よりは高いものの、寿命が長く交換の手間も少ないです。

使用する機会が多い照明からLEDに交換すると良いでしょう。

エアコン

エアコンは、室内の温度と設定温度に差が大きいほど消費電力が大きくなります。そのため、夏の暑い日に冷房の設定温度を低くすると電気代は高くなるでしょう。

例えば、閉め切った部屋で熱がこもっている状態で冷房を使うと、エアコンの負担が大きくなります。このような場合は、一度窓を開けて換気をして室内の温度を下げます。

同じ室内でも温度差が生まれやすいため、サーキュレーターなどで空気を循環させることも有効です。

冷蔵庫

冷蔵庫は常に稼働している家電の一つであり、主に内部の温度が上がったときに消費電力が大きくなります。そのため、冷蔵庫の扉の開閉回数をできるだけ少なくしましょう。

ポイント
熱い食材を中に入れることも内部温度の上昇に繋がります。まだ温かいものを保存する際は、粗熱を取ってから冷蔵庫に入れると負担を減らしやすいです。

冷蔵庫に食材を入れすぎた状態も、冷却効率が落ちるため好ましくありません。定期的に冷蔵庫の中身を整理することも節約に繋がります。

使用していない電化製品のプラグは抜いておく

電化製品の中には待機電力が発生するものがあり、実際に使っていなくても電気代がかかります。そのため、使用していない電化製品のプラグは極力抜きましょう。

電化製品の数が多いほど、待機電力の量も増えるため注意が必要です。プラグを抜くことが手間に感じる場合は、スイッチのオン・オフだけで切り替えられる節電タップの利用がおすすめです。

オール電化に切り替える

二人暮らしの電気代は、オール電化に切り替えることで安くなる可能性があります。オール電化の料金プランは一般的な電気料金と違い、時間帯によって電力量料金が異なります。

日中の電気代は割高ですが、その分夜間は安くなるため、電気の使用方法を工夫すると大幅な電気代の節約に繋がるでしょう。

ポイント
例えば、2人で暮らしている共働きの夫婦の場合、朝・昼は仕事で外出し、夕方・夜に帰宅する家庭であれば、電力使用は夜間に集中するためオール電化が適しています。

ただし、契約する電力会社によって、安くなる時間帯や電力量料金の単価が変わるため注意が必要です。

また、オール電化にしても日中に自宅で過ごす時間が長いと、かえって電気代が高くなる恐れもあります。

夜間だけでなく休日の電気料金が安くなるものもあるため、家庭の状況に合わせて最適なものを選びましょう。

二人暮らしにおすすめの新電力会社4選

電力会社
比較一覧表
CDエナジー
ダイレクト
東京ガスLooopでんきTERASELでんき
ロゴCDエナジー東京ガスでんきLooopでんきTERASELでんき
30Aの月額料金
(税込)
885.72円

935.22円

0円935.25円
※超TERASEL東京B
電気量料金
(税込)
30.00円/kWh
※〜120kWhの場合
29.70円/kWh
※〜120kWhの場合
※2023年9月1日時点
30分ごとに変動29.00円/kWh
※〜120kWhの場合
※超TERASEL東京B
プランベーシックでんき
ファミリーでんき
シングルでんき
スマートでんき
ポイントでんき
エンタメでんき など
基本プラン
ずっとも電気3
オール電化向け
ずっともソーラー
スマートタイムONE(電灯)超TERASELでんき
TERASELでんき
など
対応エリア東京電力エリア東京電力エリア全国沖縄以外の全国
キャンペーン
特典
対象者全員
カエテネポイント
3,000円分プレゼント
基本料金
1ヶ月無料
選べるポイント付与
最大8,000ポイント
※2025年7月31日まで
公式ページ

 ※上表の月額料金・電気量料金は、東京電力エリア・2025年7月時点 30Aの料金を記載しています。

当記事に掲載している点数は、各新電力会社の公式情報や当サイトに寄せられた口コミの投稿や、独自アンケート調査の結果をもとに採点しています。

CDエナジーダイレクト

CDエナジー

おすすめポイント
  • 複数の料金プランがあり、最適なものを選ぶことで電気代を節約しやすい
  • 基本料金だけでなく電力量料金もお得になる
  • 電気だけでなくガスの契約も可能
  • 生活スタイルに合わせた豊富なプランが用意されている
  • お得にポイントを貯められる ※1
メリット
デメリット
・お得にポイントが貯まる
・プランが豊富
・家庭のライフスタイルに合わせた設定が可能
・対応エリアが首都圏近郊に限られる
・解約金が発生するプランもある

検針票を撮影するだけ!スマホで簡単申し込みも可能なCDエナジーダイレクトの標準プランは、東京電力の基本的なプランより安くなるのが特徴です。

電力量料金も、使用量が少ない1段階目料金から安くなっています。

CDエナジーダイレクトは、料金プランが複数ある電力会社です。普段の電力使用量や家族構成、使用時間帯などのライフスタイルに合わせて選べます。

ポイント
最適なプランを選ぶことで電気代を抑えやすいでしょう。例えば、一般的な家庭向けのプランである「ベーシックでんき」の場合、基本料金だけでなく、電力量料金もお得です。

他にも、家族が多い家庭向けの「ファミリーでんき」や、一人暮らし向けの「シングルでんき」などのプランがあります。

電力供給だけでなく、中部電力と大阪ガスのコラボによりガスも利用できます。

基本料金(税込)ベーシックでんきB:830.70円(30A)
※再エネ賦課金を除く
電力量料金(税込)
  • 29.90円/kWh(〜120kWh)
  • 35.59円/kWh(121〜300kWh)
  • 36.50円/kWh(301kWh〜)

※ベーシックでんきBの場合
※再エネ賦課金を除く

解約金なし
対応エリア
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 栃木県
  • 群馬県
  • 茨城県
  • 山梨県
  • 静岡県の富士川以東
運営会社株式会社CDエナジーダイレクト
料金連動ポイントについての注釈
ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要あり。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除く。また、セット割引の適用を受ける場合は、割引後の料金から算定。

出典:CDエナジーダイレクト公式サイト

東京ガス

東京ガス

おすすめポイント
  • 新電力販売量第1位※公式サイトによる
  • 電力量料金単価が安い
  • 電気とガスのセットで電気代が割引
  • セット割の申し込みで電気代の基本料金が1か月無料
  • 節電すると特典が付与される
メリット
デメリット
・新電力の販売量が第1位で実績あり
・無料会員サービスが便利
・切り替え手続きが不要
・供給エリアが首都圏に限られる
・一部プランはセット割対象外

東京ガスは、新電力販売量が第1位の電力会社です。実績があるサービスを利用したい人に向いているでしょう。

また、電力量料金単価が安いことも特徴です。電気代を見直したい人にもおすすめできる電力会社です。

ポイント
ガスと電気をセットにすると電気代が割引、最初の1か月の基本料金が無料になりお得です。電気とガスをまとめて支払うこともできます。

他にも、節電をサポートしてくれるキャンペーンを開催しているため楽しく電気使用量を削減できます。

切り替え手続きが原則不要なので簡単に手続きができます。

基本料金(税込)基本プラン:885.72円(30A)
※再エネ賦課金を除く
電力量料金(税込)
  • 29.90円/kWh(〜120kWh)
  • 35.41円/kWh(121〜300kWh)
  • 37.48円/kWh(301kWh〜)

※基本プランの場合
※再エネ賦課金を除く

解約金なし
対応エリア
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 栃木県
  • 群馬県
  • 茨城県
  • 山梨県
  • 静岡県の富士川以東
    ※離島を除く
    運営会社東京ガス株式会社

    出典 : 東京ガス

    Looopでんき

    looopでんき

    おすすめポイント
    • 基本料金・燃料調整額が無料
    • 電力量料金単価が30分ごとに変動
    • 安定した品質と安全性
    • 自然エネルギーの利用で環境に優しい
    • 電気とガスのセットでお得
    メリット
    デメリット
    ・基本料金0円
    ・電気供給実績もあり
    ・解約手数料、解約金0円
    ・夏や冬などの特定の時期になると電気料金が高くなる
    ・プランが1プラン

    Looopでんきは、基本料金と燃料調整額がずっと無料の電力会社です。電力量料金単価が30分ごとに変動するため、単価の安い時間帯に電気を利用すれば電気代を安くすることができます。

    ポイント
    公式サイトやアプリで簡単に料金単価が分かるので、節約しやすいことも特徴です。

    でんきとガスのセットで、電気の料金単価が1kWhあたり1円安くなるのでさらにお得に電気を利用できます。

    自然エネルギーを利用しているので環境に優しい電気を使いたい人にもおすすめです。

    基本料金(税込)スマートタイムONE:0円
    ※再エネ賦課金を除く
    電力量料金(税込)
    30分ごとに変動
    ※再エネ賦課金を除く
    解約金なし
    対応エリア全国
    ※離島を除く
    運営会社株式会社Looop

    出典 : Looopでんき

    TERASELでんき

    teraselでんき

    おすすめポイント
    • 電気を使うほどお得になるプランを用意している
    • 上限付き市場連動型!新プラン誕生
    • 毎月の電気料金に応じて楽天ポイントが付与される
    • 豊富な選べる特典が用意されている
    • 伊藤忠エネクスグループが提供しているため安心感がある
    • Webから簡単に申し込みができる
    メリット
    デメリット
    ・200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まる
    ・期間限定キャンペーンでさらにお得に
    ・すぐに解約すると工事費が請求される可能性あり
    ・オール電化向けプランがない

    TERASELでんきは、電気の使用量に応じて適切なプランを選べることが特徴で、エネルギー商社である伊藤忠エネクスグループが提供しています。

    電気を使うほどお得になるプランでもあるため、電力使用量が多い家庭におすすめです。

    ポイント
    毎月の電気料金に応じて楽天ポイントが付与されるのも嬉しいポイント。

    契約時の乗り換え特典としてポイント4倍キャンペーンも実施中です。特典は楽天ポイントやAmazonギフト券、PayPayポイントなど4種類から選べます。(2025年7月31日まで)

    また、市場連動型プラン「マーケットプラン」に上限がついた新プランが登場。「マーケットあんしんプラン」は、市場価格が高騰した場合にも上限単価を上回ることはありません。リスクを抑えた新電力プランです。

    最適なプランを選ぶことでメリットを感じやすいです。

    基本料金(税込)935.25円(30A)
    電力量料金(税込)

    超TERASELプラン

    • 29.80円/kWh(〜120kWh)
    • 34.26円/kWh(121〜300kWh)
    • 35.64円/kWh(301kWh〜)

    ※東京電力エリア地域電力 従量電灯Bプランの場合

    解約金なし
    対応エリア
    • 北海道電力エリア
    • 東北電力エリア
    • 東京電力エリア
    • 中部電力エリア
    • 北陸電力エリア
    • 関西電力エリア
    • 中国電力エリア
    • 四国電力エリア
    • 九州電力エリア
    運営会社株式会社エネクスライフサービス

    出典:TERASELでんき公式サイト

    二人暮らしで新電力を使うメリットとは?

    二人暮らしの方が新電力切り替えで得られる主なメリットを紹介します。

    おすすめポイント
    • 電気代が安くなる
    • 環境貢献ができる
    • 独自の特典がある
    • スマートメーターが設置される

    電気代が安くなる

    大きなメリットが電気料金が安くなることです。新電力に切り替えるほとんどの方が、電気代の値下げに期待しています。

    ポイント
    電力自由化により、電気料金は価格競争が起こっています。新電力の各社で多様なプランを提供。消費者がお得なプランを選びやすくなっています。

    生活スタイルに合う料金プランを選ぶことが、電気料金を下げるポイントです。単身者なら少ない使用料でも安いプラン、ファミリーなら使うほどお得なプランなどが挙げられます。

    セット割などの特典も上手に活用しましょう。

    環境貢献ができる

    再生可能エネルギーを活用した電力会社を選べば、地球環境への貢献にもつながります。

    ポイント
    再生可能エネルギーは、太陽光・風力・水力・バイオマスなど、再生可能な資源から得られるエネルギーのことです。

    再生可能エネルギーの活用は推奨されています。電源構成を開示している電力会社は、再生可能エネルギー使用に前向きであると言えるでしょう。


    各社の公式サイトで電源構成を確認しましょう。再生可能エネルギーの使用割合をチェックできますよ。

    独自の特典がある

    新電力各社は、他者との差別化を図るため独自の特典を用意しています。この独自の特典を活用できるのも、大きなメリットです。代表的な特典を以下にまとめました。

    電力会社各社の独自特典
    • セット割(ガス・光回線・スマホなど)
    • ポイント還元
    • 駆けつけサービス(電気に関する緊急トラブル時など)

    セット割は各社のメイン事業と電気事業をセットにして、割引価格で提供しています。

    もともとスマホやガスを利用している会社なら、電気も同じ会社でまとめるとお得ですよ。

    ポイント還元は独自ポイントを採用している会社、提携ポイントを採用している会社など様々。貯めているポイントがある方は、ポイント還元を重視しても良いでしょう。

    スマートメーターが設置される

    スマートメーター未導入の場合は、新電力切り替えでスマートメーターが設置されます。


    スマートメーターは、デジタルの電力測定器のことですよ。

    スマートメーターを設置すると、以下のようなメリットがあります。

    スマートメーターのメリット
    • 電気使用料を把握しやすい
    • 検針員による訪問検針がなくなる
    • 停電時の復旧が早い
    • アンペア数変更がスムーズ

    スマートメーター設置には工事が必須ですが、工事費は原則無料です。費用負担の心配はほぼありません。

    注意点
    住居環境によっては、配線や外壁の関係で費用が発生する可能性があります。

    二人暮らしで新電力を使うデメリットとは?

    料金シミュレーションをして自分に合った電力会社を選べば、乗り換えた後に発生するデメリットはほぼありません。新電力の場合、電力の安定供給面などを心配する人もいますが、地域の電力会社が用意したものを使用するため、今までと品質は同じものとなります。

    そのため、電力会社を乗り換えても、停電するリスク・電気の質に影響はありません。ただし、乗り換えの際に手続きに手間がかかる違約金が発生することは注意したいポイントです。

    乗り換えの際には、住んでいるエリアの各電力会社の特徴や料金プランを調べて比較した後に、申し込みなどの手続きをするため、手間を煩わしく感じる人は少なくないでしょう。

    また、電力会社の契約内容によっては、解約する際に違約金が発生するケースがあります。電気料金が他と比較して安い場合は、契約期間の縛りを設けていることが多いです。

    このような違約金はインターネットや携帯電話などと同じように、契約期間内に解約すると違約金が発生するため、事前にチェックしておきましょう。

    【二人暮らし向け】新電力会社を選ぶ際のポイント

    契約するアンペア数

    電力会社の基本料金は契約しているアンペア数によって決まる場合と、契約アンペア数に関係なく一定の料金になっている場合があります。

    ポイント

    契約アンペア数で決まる設定の場合は、従量課金のほかに契約するべきアンペア数を事前に計算しておきましょう。

    使用する家電によって必要アンペア数が違うことであったり、最大で同時に何個家電を使用するかを計算しておくことで、最適なアンペア数で契約することができるでしょう。

    契約アンペア数を抑えることで節電、節約につながります。

    供給エリア

    新電力会社と契約する際に必ず確認しなくてはいけないのが、供給エリアです。

    ポイント
    自分が住んでいる地域が対応エリアになっているか忘れずにチェックしましょう。

    同じ県の中でも供給エリアが限定されていたり、工事をしなければ使えない場合もあるため、事前に新電力会社の公式サイトを確認しておくのがおすすめです。

    ライフスタイル

    お互いのライフスタイルによって選ぶべき新電力会社及び料金プランは異なります。

    例えば、どちらかが在宅ワークで日中家にいる時間が長い場合には、昼間に単価が下がるプランを提供している新電力会社を選ぶのがおすすめです。

    一方で、日中二人とも家を空ける生活をしている場合には、夜間の電気代がお得になるプランを提供している新電力会社を選ぶのが良いでしょう。

    お得なセット割

    お得なセット割の有無も新電力会社を選ぶ際の重要なポイントです。

    代表的な例としては、電気とガスを1つの会社にまとめることで光熱費がお得になる「電気・ガスセット割」が挙げられます。

    ポイント
    本記事で紹介した東京ガスは、電気とガスをセットにすると電気代が割引、最初の1か月の基本料金が無料となり非常にお得です。

    「電気・ガスセット割」は全ての会社で実施しているわけではないため、事前に公式サイトで確認してみてください。

    キャンペーンの有無

    新電力会社は、新規申し込み者を対象にキャンペーンを用意している場合があります。

    電気代の支払いに使えるポイントが付与されたり、一定期間基本料金がお得になったりするので、魅力的なキャンペーンを開催している新電力会社を探してみるのも手です。

    キャンペーンは期間限定のものが多いため、申し込む前にしっかり内容をチェックしておきましょう。

    口コミ・評判

    新電力会社の公式サイトには、サービスのネガティブな面はあまり記載されていません。

    ポイント
    サービスをより客観的に評価するためにはネット上の口コミや評判を参考にするのがおすすめです。

    実際に利用した方の口コミ・評判が良ければ、少なくともサービスに大きな欠点はないことが分かります。

    ただし、ネット上には悪意のあるコメントや根拠のないネガティブな意見が書き込まれている場合もあるため、妄信せずにあくまで参考程度に留めておくようにしましょう。

    よくある質問

    二人暮らしの電気代の平均はどれくらい?

    総務省が実施している家計調査(2023年)では、世帯人数2人の場合の平均電気代は1ヶ月あたり10,940円という結果です。

    季節や地域によっても平均的な電気代は変わりますが、どの地域でも冬になると電気代が高くなる傾向があります。

    電力会社によって電気料金は異なるので、高いと感じる方は電力会社を見直すなどの工夫が必要でしょう。
    二人暮らしの夏の電気代の平均はどれくらい?
    7月~9月期の二人暮らし以上世帯の電気代の平均は9,885円と、他の時期と比較しても最も電気代が安いです。

    ただし暑い時期にはエアコンの稼働時間が増えるため、電気代が高くなってしまう可能性があります。

    扇風機やサキュレーターなどの消費電力が少ない家電も併用しつつ、節約を考えると良いでしょう。
    二人暮らしの冬の電気代の平均はどれくらい?
    1月~3月期の二人暮らし以上世帯の電気代の平均は17,723円と、他の時期と比較しても最も電気代が高いです。

    冬の電気代が高くなる理由としては、エアコンやストーブなどの暖房器具の使用が増えるなどの原因が考えられます。

    電気代を抑えたい方は断熱対策を行う、電気料金プランを見直すなどしてみてください。
    二人暮らしのオール電化の電気代の平均はどれくらい?
    二人暮らしのオール電化の電気代の平均は13,406※1ですが、季節や生活スタイルによっても異なります。

    一般的にオール電化の料金プランは、夜間の電気料金が安く、昼間が割高に設定されていることが多いです。

    そのため、オール電化住宅の場合は夜間に電気を使用することで料金を抑えることができます。
    2人暮らしの電気使用量は何kw?
    ライフスタイルによっても異なりますが、一般的に2人暮らしの平均電気使用量は269kWh/月※2です。

    kWhとは電気使用量の単位を表し、節電することで使用量を減らして電気代を節約できます。

    どのくらい電気を使っているか分からないという方は、検針票を確認することで電気使用量が確認可能です。
    二人暮らしの光熱費を節約するポイントは?
    自分のライフスタイルに合った新電力プランを選ぶことで、効率的に電気代を減らすことができます。

    セット割やポイントサービスが用意されているプランもあるので、お得に光熱費を節約できるでしょう。

    その他、エアコンや照明の節電のために家族全員で同じ部屋で過ごす、洗濯をまとめるなどの方法があります。
    二人暮らしで電気代17,000円の請求は高い?
    電気代が最も高くなる冬の場合、二人暮らし以上世帯の17,723円となっているため、冬であれば17,000円の請求がある可能性はあります。

    電気代が高い場合には、ライフスタイルに合っていないプランを選んでいる可能性があるので、電力会社の乗り換えを検討してみることがおすすめです。

    省エネ家電に買い替える、消費電力の高い電化製品の使い方を工夫することでも、節約につながります。

    電力自由化とは?
    エリア外の電気事業者以外からも電気を購入できる仕組みです。新規参入した企業の業種は、ガソリンスタンドなどのエネルギー会社や、通信会社、製紙会社など実にさまざまです。それぞれの会社が本業とのセット割やお得なプランを展開して顧客獲得を目指しています。

    電力自由化の仕組みは?
    電力自由化後も基本的には変わりません。発電所で作られた電気が「送電線」を通って「変電所」へと送られた後、「配電線」を通って各家庭へと供給される仕組みです。
    電力自由化は、電力の小売りに関わる会社が変わるという制度です。そのため、電気を送るための設備や電気の質は一切変わりません。

    電力自由化の目的は?
    電気が足りない地域に柔軟に供給できるよう、地域を越えて電力を融通できるような仕組みが現在整備されつつあります。
    企業同士の価格競争を起こし、従来よりも電気料金を安くすることも目的のひとつです。企業にとって大きなビジネスチャンスを得られる機会となるでしょう。

    電力自由化の切り替え方法は?
    まず利用したい電力会社に申し込みを行います。新電力を使用する際、スマートメーターが設置されていない場合には、スマートメーターへの交換が必要です。
    切り替え手続きの申し込みが無事完了すれば、新しい電力会社を利用できるようになるのを待ちましょう。

    まとめ

    この記事では、二人暮らしの電気代平均について解説しました。世帯人数2人の電気代平均は1ヶ月あたり10,940円となっており、特に冬は跳ね上がる傾向にあります。

    家族が少ない二人暮らしでも、電気の使い方や契約している電力会社によって電気代が高く感じることもあるため、節約方法を押さえましょう。

    最適な電力会社を選び、電気代を見直してみてください。

    この記事の監修者
    江田健二様

    江田 健二
    RAUL株式会社 代表取締役

    富山県砺波市出身

    「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆・講演活動などを行う。

    大学卒業後、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア株式会社)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカー等のプロジェクトに参画。

    その後、RAUL株式会社を設立。主に環境・エネルギー分野のビジネス推進や企業の社会貢献活動支援を実施している。

    参考文献・出典

    制作チーム
    制作チームの願い

    お金に関するトラブルを抱えると、精神的にやられて苦しくなってしまうことも多いです。そんなお金周りで悩んでいる方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。

    ライター

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