クレジットカード

公共料金におすすめの高還元率クレジットカード14選!メリット・デメリットも解説

クレジットカード 公共料金
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。
本記事の信頼性とお約束

ゼロメディア(以下、当メディア)はユーザーがより有益な意思決定を行えるように独自で定めた「コンテンツ制作・編集ポリシー」や」に基づき制作に努めています。紹介する商品の一部または全部に広告が含まれておりますが、公平性を欠いた特定商品の過大評価や貶める表現などをポリシーで禁止事項として取り決めており、各商品の評価や情報の正確さに一切影響する事はありません。また、各商品に関して「評価方針・比較基準」を作り込み、客観的且つ中立的な観点より情報提供することを第一としています。訪問ユーザ様から取得しているデータ(アクセルや広告IDなど)に関しては「外部送信規律に関する表記」をご覧ください。本記事はPRを含みます。詳細および免責事項につきましては、広告掲載ポリシーをご確認いただきますようお願いいたします。

電気、ガス、水道、電話などの公共料金は、基本的にクレジットカードで支払えます

ポイント
公共料金は毎月必ず支払うものだからこそ、便利に・お得に支払うことができるクレジットカードがおすすめです。

経済産業省の家計調査(2022年)によると、2人以上の世帯は、平均で光熱費24,874円・通信12,564円を支払っており、還元率1%のクレジットカードで支払うだけで年間4,492円分もお得になります。

公共料金をクレジットカードで支払うメリット
ポイントがお得に貯まる
支払いをまとめられる
支払いを明細で管理できる
支払い忘れを防げる

そこでこの記事では、公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード14選を紹介。公共料金の支払いで貯まるポイント還元率ランキングも発表しています。

公共料金支払いに適したクレジットカード比較表|JCBカードW・VIASOカード・三井住友カードNLの還元率と発行スピード

クレジットカードで払える公共料金の種類やクレジットカードで支払いをする方法・やり方についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

「公共料金をコンビニで支払う際、クレジットカードは利用できる?」という疑問にもお答えしますよ。
監修者の紹介
経歴・プロフィール
水野総合FP事務所代表。独立系ファイナンシャルプランナーとして個別相談、執筆・監修、講師、取材協力などマルチに活動。ライフプラン、資産運用、相続・資産承継といった幅広い相談内容に対応し、全国1000名を超える方から日本FP協会に寄せられる「くらしとお金」の電話相談を1年間担当。Facebook
水野崇
監修者の紹介
経歴・プロフィール

大学卒業後、大手保険会社に入社し4年間生命保険・損害保険の営業職を経験。保険代理店へ転職後、副業として親子向けのマネーセミナーをスタート。2017年にはじんFP事務所を開業し、数字が苦手な女性起業家を専門に「家計」と「事業」2つのマネーサポートを行なっている。マネーセミナーや個別相談、日経WOMAN公式アンバサダーも務めており、一人ひとりに寄り添ったファイナンシャルプランナーとして活動中。著書「私たちの「お金の使い方・貯め方」教えて下さい」ではお金の失敗の実例を踏まえながら、賢いお金の使い方や国の制度を理解することができる。Twitter / YouTube / Instagram / Facebook

祖父江仁美
監修者の紹介
経歴・プロフィール

福岡の大学を卒業後、大手インフラ業界に就職。主に、家庭の光熱費削減や新電力の業務に約4年ほど従事。現在は、父の会社(有限会社バード商会)を継ぎ、独立系のファイナンシャル・プランナーとして活動中。専門分野は、家計改善(光熱費の見直し)と資産形成の分野。FPの実績は、カードローン相談、光熱費の見直し、企業型確定拠出年金の導入、日本FP協会でアシスタント相談員、執筆などを行っている。

鳥谷 威
執筆者の紹介
経歴・プロフィール

ゼロアクセルに入社後、格安SIM・光回線・WiFiといった通信サービスのライティングに携わる。中でもiPhoneやインターネットの記事執筆が得意。

miyadera
※当サイトが提供する情報について

本コンテンツで紹介している商品は全て金融庁の貸金業者登録一覧に記載ある事業者が提供するものです。コンテンツ内で紹介する商品の一部または全部に広告が含まれています。しかし、各商品の評価や情報の正確さに一切影響する事はありません。また、広告によってユーザーの皆様の選択を阻害することがないよう、客観的な視点や基準で商品を紹介・評価しております。当コンテンツは株式会社ゼロアクセルが管理を行なっております。クレジットカードおすすめのランキングはポイント還元率や機能性、ポイントの還元率、キャンペーン、旅行障害保険、キャッシング、発行スピード、利用者の口コミなどを独自に点数にしております。詳細は広告ポリシー制作・編集ガイドラインをご覧ください。

【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】
広告等に関するガイドライン(一般社団法人第二種金融商品取引業協会)
比較広告に関する景品表示法上の考え方
特定商品取引法ガイド(消費者庁)
割賦販売法(後払分野)に基づく 監督の基本方針(経済産業省)
金融商品取引法
貸金業法改正の概要

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード検証ポイント

クレジットカード 検証
1ポイント還元率

公共料金の支払いをクレジットカードで決済すると、毎月ポイントを貯めることができるため取り入れることをおすすめします。特定の電気やガス会社、スマホキャリアの決済でボーナスポイントが加算されるクレジットカードもあります。

 

クレジットカード 検証
2年会費

年会費にも注目してみるといいでしょう。永年無料のカードがリスクが低く、有料のカードは利益率が高いでしょう。また、条件によっては有料のカードでも無料になる場合があります。

 

クレカ 検証
3発行スピード

次の公共料金の支払いからクレカ決済にしたいという方は併せて確認した方がいい項目です。審査が慎重なクレジットカードなほど発行まで時間がかかりがちです。

 

小川洋平
4専門家インタビュー

数多くのクレジットカードの中からどんな基準で選べばいいのか、専門家の視点からも意見をもらうべくクレジットカードに知見の深い専門家に独自インタビューを実施しました。

 

クレカ アンケート調査
5ユーザーアンケート

掲載クレジットカードを利用したことのあるユーザーにも詳しくアンケートを実施。忖度のない第3者からの意見も加味した公平な評価を遵守しています。

 

すべての検証は
ゼロメディア編集部で行っています

年会費 検証

検証写真 クレカ

 

独自調査による公共料金におすすめクレジットカードの結論

JCB CARD Wの魅力 Amazonやコンビニで最大10.5%還元・公共料金にも対応の高コスパクレジットカード

スクロールできます>>

公共料金の
支払いにおすすめ
クレジットカード
JCBカードW三菱UFJカード
VIASOカード
三井住友
カード(NL)
jcbcardw三菱UFJカード VIASOカード三井住友
カード(NL)
おすすめ
ポイント
基本ポイント還元率が
1.0%で貯めやすい

貯まったポイントを

自動キャッシュバック

身近な店舗で

最大7%還元

詳細

公共料金におすすめのクレジットカードを探している方が最も比較すべき項目は「ポイント還元率」です。

ポイント
公共料金の支払いでせっかくポイントを貯めるのならば、還元率が高いに越したことはないでしょう。また、公共料金ではありませんが、毎月払うものとして固定費もひとくくりにすると家計が管理しやすいですよ。

「ポイント還元率」「年会費」「発行スピード」「専門家インタビュー」「ユーザーアンケート」にて検証を行った結果、当メディアが総合的に最もおすすめするポイント還元率が高いクレジットカードはJCBカードWです。

39歳以下の申し込み限定でお得に使えるクレジットカード。基本ポイント還元率が1.0%のためどこで決済しても通常の2倍多くポイントを貯めることができます。

Amazonやセブンイレブンなど一部の対象店舗では最大で10.5%還元。対応しているスマホ決済や電子マネーも豊富なため、メインカードとして使いやすく非常に便利です。

三井住友カード(NL)公式サイト

※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード14選

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード比較カオスマップ 年会費とポイント還元率で選ぶ

診断
あなたにピッタリのクレジットカードを探す
貯まったポイントの使い道は?
  • 買い物などいろんな用途で使いたい
  • 使い道に困っている
39歳以下だ
  • はい
  • いいえ
コンビニや飲食店をよく利用する
  • はい
  • いいえ
あなたに最適なクレジットカードは……
JCB CARD W

JCBカードW

  • ガス/電気/水道/携帯/家賃
    支払いをこのカード1枚で完結!
  • いつでもどこでも1.0%の
    ポイント高還元
  • 39歳までの申し込み限定で使える
    お得なカード
  • 最短5分でカード番号発行
\新規入会キャンペーン実施中!/
  • もう一度診断する
あなたに最適なクレジットカードは……

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)

  • ガス/電気/水道/携帯/家賃
    支払いに対応!
  • 対象コンビニ・飲食店では
    ポイント還元率最大7.0%
  • Vpassアプリに家計管理機能アリ
  • Vポイントが貯まる

※:対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

\新規入会キャンペーン実施中!/
  • もう一度診断する
あなたに最適なクレジットカードは……
ライフカード

ライフカード

  • ガス/電気/水道/携帯/家賃
    支払いでポイントが貯まる
  • 利用限度額が最大200万円で
    メインカードにしやすい
  • 誕生月は毎年ポイント還元3倍
  • 家族カードも永年無料
\新規入会キャンペーン実施中!/
  • もう一度診断する
あなたに最適なクレジットカードは……
三菱UFJカード
VIASOカード

三菱UFJカード VIASOカード

  • 貯まったポイントを現金で
    自動キャッシュバック
  • 携帯・ネット料金・ETCの
    支払いでポイント2倍
  • 最大限度額が300万円と高い
  • 年会費が永年無料
\新規入会キャンペーン実施中!/
  • もう一度診断する

数ある人気クレジットカードの中から、公共料金の支払いに適していると考えられるクレジットカードを厳選しました。

表は横にスクロールできます>>

公共料金の
支払いにおすすめ
クレジットカード
JCBカードW三菱UFJカード
VIASOカード
三井住友
カード(NL)
ライフカードau PAYカードdカード
ゴールド
リクルートカードエポスカードイオンカード
セレクト

ANA JCB
一般カード

jcbcardw三菱UFJカード VIASOカード三井住友
カード(NL)ライフカードau PAY カードdカードGOLDリクルートカードエポスカードイオンカード
セレクトANA JCB一般カード

年会費

無料無料永年無料無料条件付き無料11,000円(税込)
無料
無料無料2,200円(税込)
※初年度無料
公共料金
還元率
1.0~10.5%0.5〜12.5%0.5〜7%0.3~0.6%1.0%1.0〜10.0%
1.2%0.5%0.5%1.0%
ガス
電気
水道
携帯電話

家賃
主なポイント
使い道
キャッシュバック
クレジットカード料金の充当
自動で口座に現金還元クレジットカード料金に充当
他社ポイントや商品に公開
利用額に応じて
還元率アップ
申し込みやすい
クレジットカード料金に充当
au PAY残高にチャージ

クレジットカード料金に充当
キャッシュバック

他社ポイントに交換
支払いに充当
クレジットカード料金に充当
他社ポイントや商品に交換
クレジットカード料金に充当
商品に交換
航空券に交換
旅行費用に充当
詳細

JCB CARD Wの口コミ

今回の調査のユーザー評価:4.1(満点5.0中)|レビュー数:5件

4.1

JCBカードWの口コミ・評判
30代・男性(会社員)
【評価★★★★☆(4/5)】
ポイント還元率が高く、光熱費や携帯料金、保険料など全てクレジットカードで払うことで、よりポイントが貯まりやすいです。また、様々なキャンペーンも実施されており、活用することで更にポイントを貯めることができる点が良いです。
20代・女性(会社員)
【評価★★★★★(5/5)】
家賃の支払いに利用しています。ポイントの還元率はJCB屈指というだけあって、どんどん貯まっていきます。ETCカードの追加も出来て良かったです。
20代・男性(学生)
【評価★★★★☆(4/5)】
日本国内であればどこでも利用できるため、利便性が高いです。またJCBアプリを使って今月の使用額や支払額、各種手続きが可能なためお金の管理がどこでも楽にできます。
20代・女性(会社員)
【評価★★★★★(5/5)】
年会費が永久に無料でポイントが非常に貯まりやすいため、無駄な出費をせずにお得に使いたい人に圧倒的にお勧めだなと思います。
30代・男性(会社員)
【評価★★★☆☆(3/5)】
ポイント還元率が高く年会費が無料な点はよかったが、VISAやMastercard®と比べると使える店が少ないので不便に感じました。
口コミの出典:JCBカードWに関する口コミ募集! 

JCB CARD Wの総評

公共料金以外にもあらゆる決済で通常の2倍のポイントが貯まります。

電気やガスなどの公共料金、固定費、家賃を毎月このカードで支払うだけでも年間で数千ポイント分お得になるでしょう。また、前もって自分で目標の支出金額を設定しておくと、利用金額が超えたタイミングでアラート機能が発動し、使いすぎを防ぎます。

dカードGOLDの口コミ

dカード GOLDの口コミ・評判
30代・女性(主婦)
年会費が高く感じるかもしれませんが、日々の日用品の支払いや光熱費、保険をdカードゴールドで支払うだけで年会費がペイできるくらいポイントが貯まります。年間利用額によっては1万円~クーポンが送られてくるので家計も助かります。
30代・女性(主婦)
光熱水費、スマホ代をカード払いにしているので、毎月沢山のポイントがたまります。食品等購入する際にも利用しており、家計簿をつけなくても明細が確認できるため、家計管理しやすいです。毎年年間利用額により特典が届くのも非常にありがたいです。
40代・男性(会社員)
dカードゴールドを作った際に月々の携帯料金の支払いに利用しています。とても便利で使いやすく使用確認履歴詳細をすぐ見れて助かっています。
50代・男性(無職)
dカードゴールドカードは、毎月のdocomoの携帯代がdボイントになるので契約しました。今は主に携帯代・電気代・ガス代をdカード払いにしています。もう少しポイント還元率が上がると嬉しいですがね。
30代・男性(会社員)
携帯もdocomoのため、携帯代支払いにポイントが貯まるのはもちろん、メインのカードとして利用しているので年間利用特典は22000円分となり1万円の年会費はあまり気にしてません。最近は以前よりキャンペーンがあまり大したことなく残念です。
口コミの出典:dカードGOLDに関する口コミ募集!

dカードGOLDの総評

ドコモ系列のサービスを利用している方は最もポイントが貯まりやすいクレジットカードでしょう。ただし、年会費が11,000円(税込)発生するため、メインカードで使わないとあまりポイントが貯まらず元が取れないかもしれません。

国内の主要ラウンジ及びハワイの空港ラウンジが無料で利用できたり、スマホ補償が3年間付帯したりなど、ゴールドカードならではの特典も充実しているためたくさん活用できるでしょう。

公共料金の支払い向けクレジットカード還元率比較ランキング

ここでは、本記事で紹介したクレジットカードの公共料金還元率を比較してランキングにまとめました。

※ランキングは、当サイトでとくにおすすめのクレジットカード(JCBカードW・dカードゴールド・リクルートカード・au PAYカード)より選定しています。公共料金還元率が同じ場合には、年会費が低価格なクレジットカードを上位としています。

※情報は、2023年1月時点の各公式サイトを参考にしています。

1リクルートカード
公共料金還元率1.2%

リクルートカード

1.2%の高還元率で毎月しっかりポイントが
貯まる!使える

公共料金還元率1.2%
基本ポイント還元率1.2%
年会費永年無料
貯まるポイントリクルートポイント

2JCBカードW
公共料金還元率1.0%

JCBカードW

公共料金の支払いほかお買い物でも
ポイントが貯まる!

公共料金還元率1.0%
基本ポイント還元率1.0%
年会費永年無料
貯まるポイントOki Dokiポイント

3dカードゴールド
公共料金還元率1.0%

dカードGOLD

ドコモケータイ・ドコモ光利用で最大10%還元も!
ドコモユーザーにおすすめ!

公共料金還元率1.0%
基本ポイント還元率1.0%
年会費(税込)11,000円
貯まるポイントdポイント

公共料金支払いにおすすめのクレジットカード選び方とは?

公共料金支払いにおすすめのクレジットカード選び方 年会費無料・高還元率・ポイントが貯まりやすいカードの選定基準

公共料金の支払いに便利なクレジットカードを選ぶ際は、以下のポイントを意識してみましょう。

選ぶポイント
  • 年会費が無料
  • 還元率が高い
  • 自分の使いやすいポイントが貯まる
  • 機能・特典・サービスの充実度
  • 付帯保険の充実度
  • キャンペーン内容

年会費が無料

公共料金の支払いに便利なクレジットカードを選ぶポイントの1つは、年会費が無料なクレジットカードかどうかです。

公共料金の支払いでお得にクレジットカードを利用できても、年会費が負担になってしまう場合には意味がありません。

ポイント
より便利にクレジットカードを利用したいのであれば、年会費が無料なクレジットカードが効率的でおすすめです。

クレジットカードの年会費は、0円のものから高額なものまでさまざまあります。

手厚い保険や空港ラウンジ無料利用など、付帯サービスが充実しているクレジットカードほど年会費は高くなる傾向にあるでしょう。

ただ、公共料金の支払いでお得にクレジットカードを利用することが目的の場合には、年会費が無料のクレジットカードがおすすめです。

還元率が高い

公共料金の支払いに便利なクレジットカードを選ぶうえで、還元率が高いクレジットカードかどうかも大切なポイントの1つといえるでしょう。還元率が高いことで、より効率的にポイントを貯められます。

ポイント
目安ではありますが、還元率が高いといわれるクレジットカードは、基本還元率1.0%以上が一般的です。

この記事で紹介したクレジットカードでは、以下の4種類があげられます。

還元率で選ぶおすすめクレジットカード

クレジットカードJCBカードWau PAYカードdカードゴールドリクルートカード
JCBカードWau PAY カードdカードGOLDリクルートカード

公共料金の
還元率

1.00%

1.0%

1.0%~10.0%1.2%
実質
年利
1.0%~10.5%3.0〜18.0%3.0〜18.0%3.0〜18.0%
詳細

公共料金の支払いは生活していくうえで必要不可欠です。

公共料金でクレジットカードを利用する場合、基本還元率が高いほどよりお得になり、節約に繋がるでしょう。

自分の使いやすいポイントが貯まる

自分の使いやすいポイントが貯まるかどうかも、クレジットカードを選ぶうえで大切です。

クレジットカードによって、ポイントの使いみちはさまざまあります。ポイントの使いみちとしてあげられるサービスの一例は、おもに以下です。

ポイントの使い道一例
  • ポイントを現金として、
    加盟店での買い物に使える
  • 商品やギフト券に交換できる
  • 旅行代金がポイントによりお得になる
  • マイルやほかのポイントに交換できる

ポイントを現金としてお買い物に使えるクレジットカードの場合、加盟店が自分のよく利用する店舗だとより効率的に買い物ができます。

また仕事や旅行で飛行機をよく利用する場合は、ポイントをマイルに変えられるクレジットカードを持っていると便利です。

自分に合ったポイントの使い方ができるクレジットカードを選ぶのも重要といえるでしょう。

機能・特典・サービスの充実度

公共料金支払いの際の還元率が重要なのはもちろんですが、カードが持つ便利な機能や付帯する特典、サービスの充実度で選ぶのも一つの方法です。

たとえば、JCBカードWは、タッチ決済に対応しており、対象店舗でカードを端末にかざすだけで支払いが完了します。会計がスムーズに進みますし、待ち時間が少ないのが特徴です。

ポイント
また三井住友カード(NL)は、Vpassアプリを提供しており、カードの利用状況をスマホで簡単に確認できます。限度額の確認やカード番号もアプリで管理が可能で、使いすぎた場合には通知機能を設定し、支出のコントロールも可能です。

またdカードGOLDなら、国内主要空港ラウンジの無料で利用できる特典が付帯しています。さらに「ケータイ補償」が付帯しており、購入から3年間最大10万円の補償が受けられます。

このように、公共料金の支払いをメインに考える場合でも、カード自体の特典や保証で選ぶのも重要です。

付帯保険の充実度

クレジットカードには、利用することで自動的に付与される付帯保険というものがあります。この付帯保険の充実度もクレジットカードを選ぶ際の重要なポイントです。

保険概要
国内・海外旅行保険

・事故による怪我や死亡に対する補償。

・手荷物の遅延による損害を補償。

・旅行をキャンセルした際の費用の補償。

ショッピング保険

・購入後、一定期間内に商品が破損または盗難に遭った場合の補償。

・購入した商品を一定期間内に返品する際、返品が受け付けられない場合に補償が提供されることもある。

カード盗難保険

・カードが盗まれたり、紛失したりした場合に発生した不正利用に対する補償。

・新しいカードの再発行にかかる手数料がカバーされることもある。

個人賠償責任保険・日常生活において他人に対して損害を与えた場合に、その賠償金を補償する保険。他人が怪我をした場合の治療費や慰謝料、他人の物を壊した場合の修理費用や交換費用などが保障される。

住宅保険

 

一部のカードでは、住宅に関連するトラブルに対する保険が付帯されることがある。

このように付帯保険が充実していると様々なトラブルに対応できます。具体的な保障内容はクレジットカード会社によって異なるため、詳細は公式サイトから確認してみてください。

参考:外務省 海外安全ホームページ|海外旅行保険加入のおすすめ

キャンペーン内容

キャンペーンの内容も、申し込むクレジットカードを決めるうえで重要なポイントです。

ポイント
各クレジットカード会社では、新規申し込みでポイントやギフト券がプレゼントされるもの、申し込みと決済利用で利用代金の一部がキャッシュバックするものなど、様々なキャンペーンを実施しています。

カード発行後であっても会員を対象とするキャンペーンを多く実施しているカード会社もあるため、お得に利用したい方は最新のキャンペーン実施状況を確認してみると良いでしょう。

クレジットカードで払える公共料金の種類とは?

クレジットカードで支払える公共料金には、以下のようなものがあります。

クレジットカードで支払えるおもな公共料金
  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • 電話
  • 新聞
  • NHK・有料放送

大手の電力会社やガス会社はたいていクレジットカード払いに対応しています。

水道代金は、自治体によってはクレジットカード払いに対応している場合もありますが、すべての地域でクレジットカードが使えるとは限りません。

ポイント
お住いの地域が水道料金のクレジットカード払いに対応しているかは、事前に確認しましょう。

固定電話・携帯電話料金・新聞代金は、多くの場合クレジットカード払いできます。

NHKの料金もクレジットカードで支払いが可能ですよ。

クレジットカードで支払えないもの

クレジットカードは多くの支払いにて使用することができますが、対応していないものもあります。いざという時にクレジットカードの支払いができないと困ってしまうので覚えておきましょう。

クレジットカードで支払えない生活費
  • 家賃(対応しているところもある)
  • バス乗車代
  • 電車乗車代
  • 切手、印紙
  • 払込書の支払い
  • 自動販売機
  • 病院・診療所(対応しているところもある)

電車賃やバス賃はSuicaやPASMOといった電子マネーがあるため、クレカを使用することができません。

ポイント
交通費の電子マネーをチャージするときに、クレジットカードを利用することができるものや、クレジットカード自体に電子マネーが付帯しているものがあります。

また、大きめの病院や医療費が高額になる場合は、クレジットカードでの支払いが可能です。

税金もクレジットカード払いが可能

クレジットカードの種類によっては、公共料金だけでなく税金や保険もクレジットカード払いが可能です。税金には大きく、国や地域に納める「国税」と、県や市などの地方自治体に納める「地方税」の2種類があります。

クレジットカード払いが可能な主な国税
  • 申告所得税及復興特別所得税
  • 消費税及地方消費税
  • 法人税
  • 相続税
  • 贈与税
  • 源泉所得税及復興特別所得税
  • 消費税
  • 申告所得税
  • 登録免許税

そのほかにもクレジットカード払いに対応している国税は多数あります。また以下の地方税もクレジットカード払いに対応しています。

クレジットカード払いが可能な主な地方税

住民税、個人事業税、自動車税(種別割)、軽自動車税(種別割)、不動産取得税、固定資産税、都市計画税

ただし地方税に関しては、クレジットカード払い非対応の自治体もあるので、お住まいの自治体の公式サイトをチェックしましょう。また注意点として税金をクレジットカードで支払う場合、手数料が発生します。

手数料は自治体によって異なりますが、東京都の場合なら、1万円までは37円、以降1万円ごとに75円が加算(消費税別)されます。

参考:G-2-4 クレジットカード納付の手続|国税庁

公共料金用クレジットカードの6つのメリット

電気代やガス代などの公共料金をクレジットカードで支払うのには、メリット・デメリットがあります。

ここからは6つのメリットと4つのデメリットをお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

6つのメリット
  • 支払いをまとめられる
  • 支払いを明細で管理できる
  • 支払い忘れを防げる
  • ポイントがお得に貯まる
  • クレジットカードの利用実績が積める
  • トラブルに対応しやすくなる

支払いをまとめられる

支払いをまとめられるのが、公共料金をクレジットカードで支払うメリットです。クレジットカード払いができる公共料金は電気代、ガス代、水道代、通信料金、新聞代等です。

もしも振込用紙で払う場合、公共料金によって支払日が異なるため、そのたびにお金を用意しなければなりません。

ポイント
さらに請求がくるたびにコンビニなどに足を運ぶ必要があり、非常に面倒です。

一方で、ガス代や電気代、水道代といった公共料金を全てクレジットカード払いにすれば、引き落としが月1度にまとまるので、何度もお金の用意をする手間が省けるでしょう。

支払い口座がバラバラになることもなく、残高のチェックが月1回で済みます。

支払いを明細で管理できる

支払いをクレジットカードにすることで、明細によって支払い金額を管理できるのもメリットです。

ポイント
過去の料金と比較も簡単にできるので、使いすぎていないかどうかが一目でわかります。

また、何枚もの領収書を見比べる必要もなく、スマホ一台で料金を確認可能な点もクレジットカード払いのメリットです。

PDFで明細をダウンロードしておけば、ペーパーレスで支出を管理できるメリットもあります。

支払い忘れを防げる

クレジットカードを利用すると支払い忘れを防げる効果もあります。支払いを請求書などにした場合、自分でコンビニなどに書類を持参し、お金を納めなければなりません。

あとで支払うつもりがそのまま支払いを忘れてしまい、滞納してしまう可能性があるでしょう。

注意点
また、公共料金によって請求が来るタイミングがバラバラなのも、支払い忘れの原因になりやすいです。

その点、クレジットカード払いしておけば、あらゆる公共料金の支払いをクレジットカード会社が立て替えるので払い忘れることがありません。

ポイントがお得に貯まる

公共料金をクレジットカード払いする最大のメリットは、現金感覚で使えるポイントが還元されるところです。

ポイント
クレジットカード払いで還元されるポイントのほとんどが、街のお店・サービスで「1P=1円」として利用できます。

振込用紙や口座振替を利用している方は、支払いを現金で行っています。そのため「支払い額に対して何か還元される」といった特典がありません。

一方、クレジットカード払いなら、利用金額に応じて現金感覚で使えるポイントがもらえます。

公共料金支払いをクレジットカード払いにすれば、利用実績を無理なく蓄積できます。個人の信用能力を上げたい方にもおすすめです。

平均的な一人暮らしの方が、公共料金を還元率1.0%のクレジットカードで支払った場合に、貯まるポイントは以下のようになります。

公共料金を月20,719円(一人暮らし)払う場合

払い方クレジットカード(1.0%還元)現金
1ヶ月で貯まる
ポイント
207
ポイント
0ポイント
1年で貯まる
ポイント
2,484
ポイント
0ポイント

※参照:総務省統計局|1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出(単身世帯)

公共料金をクレジットカード払いにしただけで、年間2,500ポイント程度が貯まることが分かります

ほかの手段で公共料金を支払った場合、ポイントは一切つかないので、クレジットカードで支払うのがいかにオトクかがよくわかります。

5年や10年で比較すると、さらに大きな差になるでしょう。

※電気代・ガス代・上下水道・通信の合計です。

クレジットカードの利用実績が積める

公共料金でクレジットカードを利用するメリットは、クレジットカードの利用実績が積めることです。

たとえば、三井住友カード ゴールド(NL)では、年間100万円以上の利用で、翌年以降の年会費が無料になる特典が用意されています。

※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

ポイント
ショッピングだけでの条件クリアは難しいかもしれませんが、公共料金の支払いをカードにまとめることで、この条件を達成しやすくなるでしょう。

またクレジットカードの利用実績を積むことで、クレジットカード会社からの評価も高まり、カードのアップグレードのお知らせ「インビテーション(招待状)」が届くカード会社もあります。

その他、クレジットカードの返済遅れなどなく利用すれば、信用情報が向上し、次回更新時にカードの利用限度額が引き上げられる場合もあります。

トラブルに対応しやすくなる

公共料金の支払いをクレジットカードに設定すれば、支払いに関するトラブルが発生した際も迅速に対応してもらえます。

ポイント
例えば、不正利用が発覚した場合、カード会社に連絡すると利用者に代わって不正請求を調査し、必要に応じて返金対応をしてもらえるため安心です。

カード会社によっては、不正利用を自動検知し一時的にカードの機能を停止するシステムを導入している場合もあります。

このようにしっかりとした安全対策がなされているクレジットカードであれば、トラブルのリスクを軽減することが可能です。

公共料金をクレジットカードで支払う5つのデメリット

クレジットカードで払うデメリット一覧
  • 使いすぎるリスクがある
  • クレジットカードで支払えないものもある
  • 年会費や手数料など出費が増えるリスクがある
  • 利用枠が減る
  • 口座振替割引を受けられなくなる

使いすぎるリスクがある

使いすぎるリスクがある

生活費をクレジットカードで支払うと、つい使いすぎてしまうというデメリットがあります。現金で支払っていると手持ち以上にお金を使うことはできません。

しかしクレジットカードは現金を持っていなくても買い物ができてしまうので、無駄な物を買いすぎてしまうということもあるでしょう。

注意点
リボ払いや分割払いにするとさらに手数料が上乗せされます。

普段よりも高額な買い物をしてしまい、月末の引き落としで収入のほとんどがなくなって、またクレジットカードで買い物をし続けるという負のループに陥ります。

使いすぎ防止のため利用明細をこまめにチェックする、予算をしっかり決めるなどの対策をしましょう。

クレジットカードで払えないものもある

クレジットカードは全ての支払いに利用できるというわけではありません。家賃・電車賃などクレジットカードに対応していないものも多いです。

注意点
また現金決済のみの店舗だと、当然クレジットカードが利用できません。そのためいくらか現金は持ち歩く必要があるでしょう。

保険料やNHK受信料などクレジットカード払いに対応しているものの、ポイント還元対象外になるものもあります。

生活費の全てをクレジットカードで支払うには、クレジットカード対応の店舗・サービスを探さなければなりません。

年会費や手数料など出費が増えるリスクがある

年会費や手数料など出費が増えるリスクがある

クレジットカードを所有・利用していると年会費や手数料などの出費が必要になることもあります。

特にリボ払いは膨大な手数料がかかってしまうため、利用するとさらに出費を増やす原因になるでしょう。

ポイント
リボ払いとは毎月の支払額を一定の金額に固定して、金利とともに返済していくサービスです。

これらの出費を抑えるためには年会費無料のクレジットカードを契約するリボ払い・キャッシングなどを利用しないといった対策が考えられます。

しかしこれらのサービスを利用することでより充実したサービスを受けられますので、自身のお財布と相談して検討しましょう。

利用枠が減る

クレジットカードで支払うデメリットに利用枠が減ることがあります。

クレジットカードには、事前に設定された「利用枠」があり、その上限額を超えて使用することはできません。たとえば利用枠が30万円に設定されており、公共料金や税金などで5万円消費した場合、残りのの利用枠は25万円になってしまいます。

注意点
普段の生活では問題なくカードを使用できるかもしれませんが、引っ越しや家電の購入など、突然大きな金額を必要とする状況になった場合、公共料金の支払い分が積み重なって、利用枠が大幅に削られる可能性があるのです。

結果として、カードの限度額に達してしまい、必要なときにカードが使えなくなるのがデメリットです。

なお普段の買い物で利用枠を先に使い切ってしまった場合、公共料金の支払いが自動的にカード決済できなくなる可能性もあるので、その点も注意が必要です。

口座振替割引を受けられなくなる

公共料金支払いで口座振替を選択すると、いくらか割引されるケースがあります。

ポイント
支払い額にかかわらず、一律55円割引されるケースが一般的です。

毎月の水道料金やガス料金から数十円割引されている方は、クレジットカードの還元率でもらえるポイント数と比較するのがおすすめです。割引額を下回るクレジットカードを支払いに設定するのは、得策ではありません。

実際にどれくらいの差がでるのか「還元率1%」のクレジットカードを例にシミュレーションしてみました。口座振替割引は55円としています。


世帯人数公共料金口座振替
割引額
(ガス・水道)
もらえる
ポイント
1人10,000円55円×2
110円
100ポイント
2人20,000円55円×2
110円
200ポイント
3人以上30,000円55円×2
110円
300ポイント

上記の結果から、2人以上の世帯にはクレジットカード払いがお得なことがわかります。このように、口座振替割引額とクレジットカードの還元率を比較してみるのがおすすめです。

公共料金をクレジットカード払いにする際の注意点

公共料金をクレジットカード払いにする際の注意点としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 利用可能枠が上限に達していると支払いが完了しない
  • クレジットカードの更新・再発行時に変更手続きが必要
  • 引っ越しの際は公共サービスを解約する
  • 一部公共料金がカード払いに対応していない自治体がある
  • 口座振替の割引適用がされない
  • 公共料金のクレジットカード払いで還元率が下がるカードがある

利用可能枠が上限に達していると支払いが完了しない

クレジットカードには、買い物や借入で利用できる金額の上限を示す利用可能枠が存在します。

利用可能枠が上限に達していると、クレジットカードの利用可能額が0円になってしまうため、公共料金の支払いが完了しません。この場合、別途納付書などで支払いを完了させる必要が生じるため注意が必要です。

ポイント
こうした状況を回避するためにも、利用可能枠がどのくらい残っているかこまめに確認してみてください。

月々の支払いに対して利用可能枠が不足気味の場合には、カード会社に連絡し、利用可能枠の増額申請を行うのも一つの手です。

申請が承認されると、新たな利用枠が設定され、公共料金の支払いもスムーズに行えるようになります。

ただし、利用可能枠を増やしすぎるとクレジットカードの過剰利用に繋がり、支払いが困難になる恐れもあるため、自身の経済状況に合った使い方を心がけましょう。

クレジットカードの更新・再発行時に変更手続きが必要

クレジットカードが自動更新される場合でも、公共料金の支払い設定が自動的に引き継がれるとは限りません。

ポイント
新しいカードが届いた後、カード番号や有効期限が変更されることがあるため、支払い設定の確認・更新が必要です。

通常、クレジットカードの変更手続きは、自治体・企業のWEBサイトや郵送などで簡単に実施できます。

手続きが完了したら、カード会社のオンラインサービスや公共料金の支払いサイトで、更新されたカード情報(新しいカード番号や有効期限)が公共料金の支払い設定に反映されているか確認しましょう。

引っ越しの際は公共サービスを解約する

引っ越しする際は、公共サービスの解約を忘れずに行いましょう。

注意点
引っ越し後も公共サービスの契約が継続していると、実際にはサービスを利用していないにもかかわらず基本料金を請求されてしまう可能性があります。

クレジットカード払いに設定している場合、指定口座から自動的に請求金額が引き落とされていても気づかない場合があるため、注意しなければなりません。

一部公共料金がカード払いに対応していない自治体がある

自治体によっては、一部公共料金がカード払いに対応していない場合があるので、注意が必要です。特に水道代は、自治体によって対応状況が異なります。

たとえば、大阪府柏原市では水道料金のクレジット支払いはできません。その理由は、口座振替の手数料と比較した場合に、クレジットカード会社に支払う手数料負担が高くなってしまうからです。

ポイント
そうなると結果的に消費者への負担が増大する可能性があるので、クレジットカード払いは非対応なのです。

公共料金をクレジットカードで支払いたい場合は、まず自分が住んでいる自治体がカード払いに対応しているかをチェックしましょう。

口座振替の割引適用がされない

口座振替による割引適用がされない点も注意が必要です。公共料金の支払いでは、口座振替を選択すると、毎月の支払いが割引されるケースがあります。

たとえば東京ガスでは、「ガスと電気セット」または「ガスのみ」で契約している方に「口座振替割引制度」が適用され、ひと月55円(税込)の割引が受けられます。

注意点
しかしクレジットカード払いを選択すると、こうした口座振替割引が適用されないので、クレジットカードによる支払いが必ずしもお得な選択肢とは限らないのです。

ただしクレジットカード払いでは、会社独自のポイントを貯めることができます。ポイント還元の方が割引額を上回る可能性があるため、クレジットカード払いがお得になることもあるでしょう。

公共料金のクレジットカード払いで還元率が下がるカードがある

通常のショッピングで高い還元率を誇るカードでも、公共料金の支払いでは還元率が下がるケースがあります。

たとえば、楽天カードの基本還元率は1.0%と高還元率ですが、公共料金の支払いの場合、0.2%の還元率に下がってしまいます。



公共料金の支払いで利用するカードを選ぶ際には、事前にそのカードの還元率がどの程度になるかを確認しておきましょう。

自分の住まいの公共料金はクレジット払いに対応している?確認方法

自分が住んでいる地域・自治体で、公共料金のクレジットカード払いに対応しているか気になる方も多いでしょう。

そんなときは、まず自分の住んでいる自治体のWebサイトを確認しましょう。多くの自治体では、公共料金の支払い方法に関する情報がサイト上に掲載されています。

ポイント
また自身が利用しているガス会社や電力会社、水道局などの公式サイトにアクセスして、支払い方法のページをチェックすることのもおすすめです。

もう一つの簡単な方法として、Google検索を活用する方法もあります。

「東京 水道 クレジットカード」といったキーワードで検索すると、対象地域でクレジットカード払いが可能かどうかをすぐに確認できます。

公共料金の支払いをクレジットカードに変更する方法・やり方

公共料金の支払いをクレジットカードに変更する方法

口座振替からクレジットカード払いに変更する際も、おもに以下の手順で完了します。

手続きの手順
  1. 申し込み
  2. 個人情報やお客様番号を入力
  3. クレジットカード情報を入力
  4. 手続き完了

1申し込み

まず、クレジットカード払いの設定です。申し込みは、クレジットカード会社もしくは公共料金のサイトから行います。

どちらのサイトから申し込みするかは利用している公共料金によって異なるので、わからない場合は窓口に問い合わせ確認しましょう。

ポイント
場合によってはインターネットで申し込みできず、書類の郵送が必要なケースもあります。

もしも書類への記入が必要であれば、取り寄せて手続きを進めていきましょう

ちなみに、公共料金のWEBサイトから申し込める場合は、手続き方法をサイト上に明記している場合が多いです。

2個人情報やお客様番号を入力

続いて、ホームページに氏名や住所・連絡先などの個人情報やお客様情報を入力していきます。

さらにお客様番号の入力を求められることが多いので、番号を調べ入力しましょう。

ポイント
お客様番号は使用料の明細やそれぞれの公共料金サイトの個人ページに掲載されていることが多いです。

正確に個人情報やお客様番号を入力したら次へ進みます。

3クレジットカード情報を入力

個人情報の入力が完了したら、続いてクレジットカード情報を入力していきます。以下はクレジットカード情報の一例です。

クレジットカード情報一例

  • クレジットカード番号
  • 有効期限
  • セキュリティコード
  • 名義

番号や有効期限は入力ミスしやすいので、確認しながら正確に入力するようにしましょう。

4手続き完了

個人情報やクレジットカード情報の入力が完了したら、手続き終了です。のち支払い方法がクレジットカードへの請求に切り替わり、料金が引き落とされることになります。

ポイント
これまで請求書で払っていた場合には、切り替え後は書類が届かなくなるでしょう。

ただ、クレジットカード払いに完全に切り替わるまでの時間は会社によってさまざまで、最短即日~1か月程度かかることもあります

したがって、切り替わりが完了するまでは、振込用紙等での支払いをする必要があるかもしれません。

なかなかクレジットカード払いに切り替わらないと感じる場合は、電話やメールで問い合わせてみるのもおすすめです。

公共料金はコンビニでクレジットカード払いできる?

コンビニでは、公共料金をクレジットカードで支払いができないことがほとんど。振込用紙で公共料金を払っている人は、ポイントを貯められません。

クレジットカードの他に、電子マネーやQR決済でも公共料金を払えないことが多いです。

ただし、各コンビニによって対応している支払い方法が異なるので、ここからは

  • セブン-イレブン
  • LAWSON(ローソン)
  • FamilyMart(ファミリーマート)

の大手コンビニ3社に対応している支払い方法を、それぞれ紹介します。

セブン-イレブン

支払い可能な公共料金(一例)
  • 電気料金
  • 水道料金
  • ガス料金
  • 電話料金
  • NHK(受信料)

セブンイレブンでの公共料金の支払い方法は「現金」「nanaco」の2通りです。現時点(2021年7月)では、クレジットカード払いは利用できないようになっています。

LAWSON(ローソン)

支払い可能な主な公共料金(一例)
  • 公共料金(電気・ガス・水道)
  • 税金(自動車税・固定資産税・所得税など)
  • 国民年金保険・一部自治体の国民健康保険料

LAWSON(ローソン)での公共料金の支払い方法は「現金」のみです。現時点(2021年7月)では、クレジットカード払いや電子マネー決済は利用できないようになっています。

FamilyMart(ファミリーマート)

支払い可能な公共料金(一例)
  • 電気料金
  • ガス料金
  • 水道料金
  • 各種税金

FamilyMart(ファミリーマート)での公共料金の支払い方法は「現金」「ファミペイ」の2通りです。

現時点(2024年9月)では、クレジットカード払いには対応していません。

公共料金のクレカ支払いに関するアンケート調査

では実際に公共料金をクレカ支払いにしている方々の声はどうなのか。疑問を解消すべく、ゼロメディア独自のアンケート調査と概要を解説していきます。アンケート調査結果(サンプル数50)

Q1:職業を教えてください

今回のアンケートに協力してくれた方にはまず現在の職業をお聞きしました。

パーセンテージ
会社員62%31
パート・アルバイト20%10
主婦8%4
無職8%4
学生2%1

前提条件が公共料金をクレカ支払いにしている方限定だったために会社員の方が多くなったようです。

他の職業の方も少数ずつですが、回答していただきました。

Q2:現在、公共料金の支払いに使っているクレジットカード名を教えてください

パーセンテージ
楽天カード46%23
三井住友カード10%5
イオン8%4
セゾンカード6%3
リクルートカード4%2
エポスカード4%2
その他22%11

回答の選択肢として特定のクレジットカードを限定したわけではなかったのですが、全体の約半数が楽天カードを上げていました。

表にないクレジットカードもたくさん挙げられていました。それだけに楽天カードの人気がうかがえます。

Q3:利用しているクレジットカードを選んだポイントはなんですか?

パーセンテージ
還元率の高さ32%16
年会費30%15
優待・特典24%12
定期券割引の有無10%5
その他4%2

この質問の回答上位2位はほぼ同率となりました。還元率・年会費はクレジットカードを利用するうえで気になってくるポイントなので票数が多くなるのも納得です。

優待・特典を理由にクレジットカードを選んだ方もある程度いました。

Q4:公共料金をクレカ支払いにすることのメリットはなんですか?

パーセンテージ

ポイントが貯まる

68%34
支払い忘れがなくなる18%9
支払い管理が簡単14%7
その他0%0

最も回答が多かったのが「ポイントが貯まる」でした。支払い方法をクレジットカードにするだけでポイントが還元されるので、そこへメリットを感じる方が多いようです。

支払い方法を変えるだけでお得な点が増えるなら買えた方が断然お得です。

アンケート調査の概要

アンケート調査の概要
調査目的クレジットカード比較サイトに掲載するため
調査対象50
調査方法インターネットリサーチ
調査実施会社

株式会社クラウドワークス

にて自主調査

調査実施期間2025年3月

アンケート調査の概要>>

公共料金クレジットカードに関するQ&A

公共料金用のクレジットカードの有効期限を更新したら、変更手続きをすべき?
クレジットカードの有効期限が更新されても、クレジットカード番号が変わるわけでは無いので変更手続きも必要ありません

公共料金の業者によっては、クレジットカードの有効期限を登録するところもあると思うので、有効期限だけ変更しましょう。

ただ、ゴールドカードの招待が届いた場合・学生用クレジットカードから一般カードに切り替えた場合は、クレジットカードの番号も変わっているので、変更手続きが必要です。
クレジットカードの限度額を超えたら、公共料金を支払えない?
公共料金のように、事前に引き落とされることが分かっている支払いの場合、クレジットカードの限度額を超えても口座から引き落としされます

万が一、限度額に達して引き落としされなかったとしても、振込用紙が家に届くので、振込用紙で支払えば問題ありません

クレジットカードの限度額が心配な方は、公共料金の支払い用のクレジットカードを発行する・クレジットカードの限度額を増額申請するのがおすすめです。

公共料金の支払いは、口座振替とクレジットカードのどっちがお得?

クレジットカードの方がお得でしょう。

口座振替の場合、電力会社やガス会社によっては、毎月55円の割引が適用されることがありますが、割引を実施していない業者もあります。

対して、クレジットカードの場合、ガス・電気などほとんどの公共料金の支払いでポイントが貯まるので非常にお得です。

特に、高額になりがちな家賃の支払いでもポイントが貯まるクレジットカードがあるので、家賃の支払いでもポイントを貯めれば、節約にも繋がるでしょう。

公共料金の振り込み用紙はクレジットカードで支払える?
公共料金の振り込み用紙払いの際は、原則としてクレジットカードでの支払いはできません。

ただ、以下の条件達成によりクレジットカードで支払える可能性もあります。
クレジットカードで支払う方法
  • ファミマTカード→ファミリーマートでお買い物
  • 電子マネー「nanaco」→振り込み用紙を所持してセブン-イレブンで支払う
セブンカード・プラスを持っていれば、セブンカード・プラスから一旦nanacoにチャージし、nanacoで支払いを行えば実質的クレカ決済が可能です。
公共料金をクレジットカードで支払うとマイルを貯めることは可能?
可能です。クレジットカードの中には、貯まったポイントをマイルと交換できるものがあります
公共料金の支払いで最も効率よくマイルを貯めるには、「ANA JCB一般カード」がおすすめです。

「ANA JCB一般カード」なら、日々の買物や公共料金の支払いで1,000円を使うするたびに最大10マイルが貯まるので、非常に効率よくマイルを貯められます。
NHKの料金もクレジットカードで支払える?
NHKの受信料金をクレジットカードで支払えます
まだNHKと契約しておらずこれから契約する場合には、公式サイト上で契約手続きする際にクレジットカード払いの設定が可能です。
すでに契約済みでクレジットカード以外での支払いを行っている場合には、公式サイトからクレジットカード払いに変更しましょう。
公共料金の支払い名義とクレジットカードの名義が違う場合も支払い可能?
公共料金の支払い名義とクレジットカードの名義が異なっても支払い可能であることが多いです。
支払い名義が異なってもOKな例
  • 契約者本人の支払いを配偶者のクレジットカードで支払う
  • 子供の水道光熱費(一人暮らし)を親名義のクレジットカードで支払う
名義が違ってもOKなのは、同居している家族限定という会社もあります。
そういった場合には、契約者本人と名義が違う場合に、会社から確認の連絡が来ることがあるので、覚えておきましょう。
公共料金の支払いに楽天カードを利用できる?
楽天カードは公共料金の支払いに利用できます
ただ、楽天カードは通常のポイント還元率が1%であるのに対し、公共料金の支払いの際には0.2%しかキャッシュバックされません。

楽天カードは公共料金の支払いに適しているとは言い難いです。
公共料金の支払いでも、1%以上のキャッシュバックを受けとれるクレジットカードは存在するので、そういったクレジットカードを利用するのがおすすめです。
クレジットカードで公共料金を支払うやり方は?
ガス会社・電力会社・水道局など、クレジットカード払いにしたい公共料金のサイトにて申請が可能です。

たとえば、東京電力では、「クレジットカードでのお支払い手続き(新規・変更)」のページが用意されており、24時間いつでも申し込みが可能です。

なお、Web申し込みに対応していない場合は、電話連絡か郵送での申し込みが必要です。どちらかわからない場合は、ご利用中の会社の窓口に問い合わせましょう。
クレジットカードの変更は可能?
変更可能です。新規申し込みと同様、Webや電話、郵送などで手続きを行いましょう。なおクレジットカードの有効期限が切れ、更新カードが届いたときも同様にカード情報変更の手続きを行いましょう
公共料金のクレジットカード払いで手数料は発生する?
基本的にはクレジットカード払いでは手数料は発生しません。ただし、税金をクレジットカードで支払う場合は、手数料が発生するので注意しましょう。
公共料金はクレジットカード払いが一番お得?
公共料金の支払いでポイント還元を受けられるのは原則クレジットカードのみです。QRコード決済で支払う方法もありますが、その場合ポイント還元は受けられないのが一般的でしょう。

また、公共料金の支払いについてはQRコード決済とクレジットカードを組み合わせてもポイントの二重取りはできません。

一方で、口座振替はポイント還元こそないものの、割引特典が受けられる場合があります。口座振替による割引金額とクレジットカード払いのポイント還元の割合を比較して選ぶと良いでしょう。
公共料金をクレジットカードで支払うことについてのメリットは?

公共料金をクレジットカードで支払うことで、次のようなメリットを得ることができます。

  • 現金感覚で使えるポイントが還元される
  • 様々な公共料金の支払い日を1日にまとめられる
  • クレジットカードの利用料金を専用アプリやWebサイトの利用明細で確認できるため毎月の生活費が管理しやすい

また、クレジットカードの利用実績を着実に積み上げられることもメリットといえるでしょう。

公共料金をクレジットカードで支払うことについてのデメリットは?

公共料金をクレジットカードで支払うことでのデメリットには、まず、公共料金を支払った分の利用枠が少なくなることが挙げられます。

また、公共料金の支払い方法に口座振替を選択すると割引を受けられることがありますが、クレジットカード払いにするとその割引を受けられなくなってしまうのも、デメリットと言えるでしょう。

公共料金を支払うクレジットカードはどうやって選んだらいい?

公共料金を支払うクレジットカードは、次の5つの点に着目して選ぶのがおすすめです。

  • 年会費
  • ポイント還元率
  • 貯まるポイントの種類とその使い道
  • クレジットカード決済できる公共料金の種類
  • クレジットカードの利用枠(限度額)

このような点をチェックしておけば、最適なクレジットカードが選べるでしょう。

まとめ

この記事では、実際に公共料金の支払いをするのにおすすめのクレジットカードや、公共料金をクレジットカードで支払うお得なメリットについて紹介しました。

公共料金をクレジットカードで支払うメリットは以下の通りです。

公共料金をクレジットカードで支払うメリット

  • 支払いをまとめられる
  • 支払い忘れを防げる
  • ポイントが貯まる

毎月必ず支払いをする公共料金をクレジットカード払いにすれば効率よくポイントが貯まります

貯まったポイントは、特別な日の買い物に利用したり、マイルに移行して旅行に行ったり、お得な活用が可能です。

どうせ公共料金を支払うならクレジットカードでポイントを貯めた方がお得ですね。

参考文献・出典

制作チーム
制作チームの願い

お金に関するトラブルを抱えると、精神的にやられて苦しくなってしまうことも多いです。そんなお金周りで悩んでいる方向けに、誰にでも分かりやすく情報をまとめることを意識して、日々記事の執筆・編集を行っています。

ライター

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。